エアコンクリーニングはいつやるのがベスト？

熊本市北区からエアコンクリーニングサービスに日々励んでいる『肥後ＨＣＲ商会』です。

 

今回から3回連続でエアコンクリーニングの作業で最も多くいただくご質問3選としてブログで回答していきたいと思います。

その第一回目のテーマはズバリ‼「エアコンクリーニングって本当はいつやるのが一番いいの？」

 

実際にご依頼が急増するのは5月ごろから。そこからエアコンクリーニングがピークを迎えるのは7月頃でしょうか。近年は年間通してそれなりに受注を受けますが、ピークを迎えるのは、クーラーを使いだしてしばらくしてニオイやゴミ、はたまた水漏れなど何かと気になる部分に耐えられなくなる夏真っ盛りです。

 

それにともないエアコン清掃業者が「クーラーのご使用前には洗浄を！」と営業攻勢をかけるといった構図です。たしかにクーラーを使用する前には洗浄した方がいいのは間違いありません。しばらく使用停止していたカビやホコリでいっぱいのエアコンを再稼働したときのニオイや不快感はみなさんもご経験のことと思います。ですが、肥後ＨＣＲ商会が考えるベストな時期は少し違います。では、いつやるのがベストかというとそれは、『クーラーの使用を終える秋頃、10月か11月頃』がベストだと考えています。

 

なぜかというと、

夏の間のクーラーの使用中、使用後にエアコン内部に発生する結露により、黒カビが発生しやすい高温多湿な環境ができています。とうぜん、使用時間が長ければ長いほどエアコンは汚れます。

夏のクーラー使用時に溜まりに溜まったカビやホコリを秋頃に一掃しておけば、次のクーラーシーズンまでの長い期間でエアコン内部はキレイな状態のままで過ごせます。冬の暖房使用では乾燥するためカビは発生しませんから極端に汚れることはありません。

逆に一番もったいない時期になるのは、7月、8月などの夏真っ盛りにしてしまうこと。

まあ、なにかしらトラブルがあって緊急要請な案件も多々ありますが、この時期にしてしまうとその後の2、3カ月のクーラー使用ですぐにまたカビが発生する可能性があり、年がら年中カビ内包エアコンになってしまうかもしれないということ。お金の使い方としてはちょっともったいないですね。

クーラーの使用を終えるころに洗浄し、長い期間カビゼロの期間をすごすのとでは大きな差があります。

秋頃に洗浄するタイミングをのがした場合は、4月、5月などクーラーを使用する前の時期に洗浄するようにしましょう。汚れが溜まった状態で稼働させてしまい、カビ菌をまき散らすのと、カビゼロで稼働させるのとではこれまた大きな差があります。

 

黒カビは、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、過敏性肺炎、真菌感染症などを引き起こす要因にもなり、人体にとってさまざまな悪影響をおよぼしかねない菌です。あなどることなく定期的にしっかり除去していきましょう。

 

続く第2回目のテーマは

『エアコンで防カビコーティングって必要なの？？』

です。お掃除業者からみた防カビコーティングの必要性を語ってみたいと思います。乞うご期待。